*この記事は治療前の歯の写真が載っていますので気にならない方のみお読みください。
突然ですがヤマザキコレ先生の「魔法使いの嫁」という漫画をご存知でしょうか?
この魔法使いさんの顔を見ると歯並びが綺麗でかみ合わせがしっかりしているなぁと感じたのでそのあたりのお話を少し書いてみます。
正しい噛み合わせについて
正しいかみ合わせはジグザグ
歯の矯正ブログですが、少し漫画「魔法使いの嫁」をご紹介です。内容は「魔法使いのお嫁さんのお話」で合っているのですが、ざっくりいうと魔法使いとその弟子(主人公)のお話です。
イギリスの地方の風景や、妖精や、魔法の話に興味がある方でしたら、とても興味深い漫画だと思います。
プロジェクトBIGSHIP
上記のサイトのイラストの向かって右の方(骨に見えますね。)がその魔法使いです。
その横顔で一番目につくのが、歯(牙?)だと思います。
変な話ですが、奥歯を抜いてから噛み合わせというものにとても関心が出てしまい、彼の横顔を見た時も、「しっかり咬み合って良い歯並びだなぁ」と思いました。
下記のサイト様で、噛み合わせについて記載があります。
咬合、かみ合わせ - 歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020
少し検証画像を載せてみます。
上の写真はサイト様の画像ではないのですが、歯の模型のフリー画像を拡大しました、
拡大図の奥歯の様子を見ますと(向かって右側です)お互いが交互にジグザグに噛んでいる様に見えます。
「正しい噛み合わせの位置は上と下の歯が同じ位置では無く、2本の歯で1本の歯を受け止めている。」という事がわかります。
嚙み合わせが合っていない弊害
消化器への負担が大きくなる
では嚙み合わせがあっていないとどうなるのでしょうか?真っ先に思いつくのが食事時の影響です。
矯正で奥歯を抜き噛み合わせが合っていない状態を経験したのでよくわかるのですが、噛むという事がとても大変でした。
矯正前の歯を抜く前の方が噛み合わせが良かったという事は無いのですが、しっかり噛まずに食べているなぁ自覚という自覚がありました。
何となく飲み込んでいる様な感覚に近い部分もあるので、消化器官に負担をかけているなぁと感じていました。
それに食事に時間がかかりますし疲れます。
体のバランスが悪くなる
あとは「力が入らない、肩こりが出やすい。」といったものもありますね。奥歯が咬み合っていないと「何となく力が入らないとい」というのは、歯を抜いたのでよく分かります。
矯正後はしっかり奥歯が噛んでいるので力が入れやすくなったと思っています。
次の肩こりですが、仕事柄パソコンと向き合う事が多いので、肩こりは慢性的にあります。
噛み合わせがあって来ると肩こりが軽減すると言われていますが、体感的に少しはましなのかな?程度でこれは判断が難しいですね。
身体全体のバランスの事を言うと、私は右肩が上がっているような立ち方だったのですが、それが少しマシになった気がします。
右肩が少し下がったという印象を持っています。
治療前の噛み合わせについて
右側の歯列
お見苦しいのですが、矯正前の写真です。7番、6番の大臼歯が上と下でほとんど同じ位置に生えています。
そして、表から上の5番の歯が見えていません。
治療の方向として、「上の6番を抜いて、5番と4番を後ろへ下げる。」といった方向で進めました。
左側の歯列
辛うじて「右よりまし」な程度で歯が生えていますね。
ですが下の歯の何本かが上の歯に当たっていないように見えます。
色々と問題がありそうですが、こちら側は「上の7番を抜いて」矯正を進めました。
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