横向きに生えた親知らずの抜歯時の流れとその後の話

(更新日2021年4月20日)
今回は親知らずの抜歯時の病院での流れとその後のお話を書いていきたいと思います。

あくまで私の場合なので一般的では無かったり、他の病院とは治療の流れが違ったりするかもしれませんが、参考になれば幸いです。



横向きに生えた親知らずの抜歯とその後の話




親知らず抜歯時の流れ

親知らずの抜歯当日は何か特別な事をするわけでもなく、普通に仕事をしてクリニックに向かいました。

ただ歯を抜い後の食事は難しいと思いましたので、食事を取って歯磨きをしてから病院に向かいました。



親知らずの抜歯の説明を受ける

まず初めに麻酔の説明を受け、レントゲンを確認したり、抜歯の位置を確認したりしながら施術の流れを説明してもらいました。

あとは体調がどうか?と聞かれた事を記憶しています。



麻酔が効いてくるまで待機

次にいつもと違う個室のような部屋へ案内されました。

椅子も少し大きくて立派でした。
そこで麻酔を打ってもらい、薬が効くまで暫く待ちました。

10分程度だったかと記憶しています。



親知らずの抜歯

親知らずの抜歯の時はタオルで顔を覆われていたのもありますし、実際に何をどうしているのかよくわかりませんでした。

なのにすごく大変でした。

ここからは時系列で具体的に書いていきますので、苦手な方は飛ばして下さい。

背もたれが倒されて顔にタオルをかけてもらいました。
「では始めます」と言われてからはまな板の鯉状態でした。

言われるままに口を開ける→少し横を向く→時々顎をぐーっと強い力で押される
を何度も繰り返します。

横向きに生えた親知らずの抜歯は、その状態のままでヒョイと抜けないので歯を少し削って分割して取り出すようです。

しかも歯茎を切って処置するようです。

実際に私も少しずつ処置されている感覚がありました。

歯を削る→何かでグイグイ押される→再度削る→グイグイ押されるの繰り返しだった訳ですが、このグイグイ押される感じが「これは歯が抜けるわー」と感じるくらいの押されよう。

背もたれのヘッドレストに頭を押しつけながら「これは首の悪い人は辛いだろうな」と思いながら耐えていました。

そこから約数十分でしょうか、押されながら歯を抜いているイメージをしていたら(まぁ妄想ですね)突然口の中に小物が飛んで来ました。

そうです、歯です。

びっくりしましたが、歯を飲み込まないようにじっとしていると先生が取って下さいました。

あとは、何か処置をして、傷口を縫ってもらいました。



処置のあと

「綺麗にとれましたよ。」と、施術の経緯を説明してもらいました。

合わせて今後の注意点や、薬の説明もあったと思います。
「顔が腫れますよ」とか、「痛み止めを出しときますね」とかですね。

また「化膿止めと抗生物質はきちんと飲んで下さい。あまりにも血が止まらない場合はまた来てください。」とも言われました。

最後に先生がチェックして、止血用のガーゼを噛むように言われて帰宅しました。
以上が、当日の流れになります。



帰宅後の注意点

入浴は止めておく

当日の入浴は控えるように言われましたが、入浴してしまいました。

本当はダメだと思います。

入浴後に噛んでいた止血用のガーゼが血だらけになりました。
どうやら血行がよくなり、沢山の血が出るようです。

ですので入浴はやめた方が良いと思います。
(実は2回目の抜歯後も入浴しました・・・。本当に血行が良くなり沢山の血が出ました。やはり控えた方が良いようです。)



出された薬は必ず飲む

就寝時に痛みが出ると辛いので、あらかじめ痛み止めを飲んで寝る事にしました。

抜歯後暫くは麻酔が効いているのですが、それが切れてくると痛みが出てきます。

痛くて眠れないというのは体にも精神的にも良くなさそうなので、そうしました。
お陰様で良く眠れたと思います。

もちろん、抗生物質と化膿止めもきちんと飲みました。

*痛み止めについては、必ず飲まないといけないものではありませんので、辛い時に飲んで下さい。



歯磨きは無理をしない

「歯磨きはどうすればいいのかな?」と疑問に思いました。

切ったり縫ったりしていますし、出血も暫く続くかと思いますので、今までと同じ様に歯を磨く事は出来ないと思います。

調べてみると、抜歯をした付近の歯を無理やり磨くよりも、刺激しないようにする方が良いとの事でした。
傷口は触らないようにした方が良いとの事でしたので、気になる場合は「ぶくぶくと口の中で水でゆぐ。」という感じで大丈夫だそうです。

食べたものが挟まる場合があると思いますが、傷口が癒えるまでは触らない方が良いです。
気になる場合は、病院に相談すれば取ってもらえるそうです。

自分で鏡を見ながら爪楊枝や歯ブラシで掻き出す様な事はやめた方が良いですね。
私も食べかす等が気にはなりましたが、何度もかるくゆすぐ程度にしました。

口内に違和感が残った状態が続いていたので、もしかしたら抜歯時の際に、そこに何かが挟まっていたかもしれませんが、特に何も言われませんでした。



就寝時に工夫した事

寝る間際まで出血がありましたが、寝る時にガーゼは取りました。
代わりに枕が汚れても良いようにタオルを敷いて寝る事にしました。


横向きに生えた親知らずの抜歯とその後の話
そして、傷口をあまり刺激しない方が良いと思いましたので、うつ伏せ寝は止めたほうがよいかと思います。



気になる事は病院に連絡をする

私は特に何の問題もなく次の予約まで過ごせましたが、痛みがずっと続いたり、血がなかなか止まらない等のトラブルがあれば直ぐに病院へ連絡して下さい。

あまりにも痛みが続く場合、完全に歯が取り除かれていない場合もあるそうです。

血が止まらない場合も、傷口に何か問題があるかもしれないという事があるそうです。

気になるからといって触ったり、押したりしないようにしてくださいね。



その後のお話

痛みは我慢しない

おまけの後日談として「痛みを我慢して薬を飲まずにいたらイライラしてしまい、つまらない事で家族に当たってしまった!」という事がありました。

数日は忘れにくいじんわりした痛みが続くので、イライラすすなら痛み止めの薬を利用するの方が良いですね。



違和感について

それと歯を抜いてから、縫った糸を抜いてもらうまでの間は何かが当たっているような違和感が続きました。

歯茎が腫れているのか、縫った糸が当たるのか、引っ張るのか、原因不明の違和感です。

ただこれは抜糸(糸ぬき)をすれば、違和感はすぐに無くなりましたので、そういうものだったと思います。



最後に

当日の流れやその後の事はこのような感じです。

それと抜歯後は食事が取りにくいので、抜歯前に食事は取った方が良いと思いました。

処置後は止血の脱脂綿をずっと噛んでいたので、特に何か食べたいと思わないかもしれませんが、食事を取るのは大変そうです。

それと合わせて歯磨きが大変という面もありますしね。

ついでに抜歯翌日の顔の話。

噂に聞いていた通りものすごく腫れました。
大きなアメ玉を食べている位な顔でした。

マスクをして職場に向かいましたが、腫れた頬の部分がマスクからはみ出ていたようで、職場の人に気づかれました。

かなり大きく顎が腫れていたようですが、これも親知らずの処置後の一般的な症状のようですので気にしなくても大丈夫です。


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