今回の記事は矯正中出来た虫歯の治療を行ってきましたので、その際のお話を少しご紹介したいと思います。
歯科矯正中の虫歯治療
歯科矯正中の虫歯治療なので「出来る限り装置を外したくない」という事を、虫歯治療の医院へ事前にお伝えしていました。(歯科矯正の先生からお話して下さっていたのです。)
虫歯治療の先生もその旨を了承して下さり、装置を付けたまま取り敢えず治療を始めるという事になりました。
そして1回の通院で治療が終わりました。
治療が終わって「今回ははこれで終了です」と言われた時は、「あれ?ひどい虫歯じゃなかったのかな?」と思っていました。
ですが「想定より深い所まで削りました。もう少しで神経が見える位置まで削りました。」と伝えられてとても驚きました。
続けて「神経の近くまで人工物を埋めていますので、もしその人工物が刺激になり、神経が傷むようだったら神経を抜いた方が良いです。」と、さらりと衝撃的な事をおっしゃいました。
いつ虫歯になったのか?
思っていいたより深い虫歯だったという事で、今度は「いつ頃虫歯になったのか?」という疑問が頭を過りました。それで詳しく虫歯の状況を聞きますと「歯の側面が虫歯になっていた」という事でした。
歯の上部から虫歯になった場合は歯の強い方(丈夫な方)からの進行ですので、深い部分へ到達するのに時間がかかるそうです。
ですが私の虫歯は側面の虫歯という事で、上部から始まる虫歯よりは進行が早いそうです。
という事は「虫歯になったのは最近」という事なので、「矯正中に虫歯になった」という事です。
虫歯治療後の様子
「もし痛みが出て、続くようなら神経に障りがあるので、病院へ連絡をして下さい」との事ですので、治療自体は終わりましたが暫くは要注意の期間が続きました。治療した歯はもう少し後方へ動く必要が有りそうですので、歯も神経も耐えて欲しいなぁと思っていました。
その後改めて埋めた部分を鏡でみてみますと、歯茎の際までぴったり綺麗に歯が覆われていました。
今までは「随分歯茎が痩せているなぁ」と思っていたのですが、歯を埋めた時に少し厚めに覆ったのか、歯茎の痩せがあまり気にならなくなりました。
最後に
・歯が動いている事で、歯の側面部が露出しやすい事・歯の磨き方が装置や歯の位置によって少しずつ変わっていく事
・歯を動かす痛みや違和感によって、ブラッシング時間が短くなりやすい事
などの理由により、矯正中には虫歯になりやすいと感じました。
実際私もそういった事情を調べて知っていたので、丁寧にしていたつもりだったのですが、不適切だった可能性があります。
幸い虫歯の治療は1回で済みましたが、矯正はまだまだ始まったばかりですので、他の歯も虫歯にならないように気をつけたいと思いました。
また今回の虫歯治療は樹脂の様なものを用いて埋めたり、歯を覆ったりしています。
装置があるので樹脂の部分と、装置を付けている接着剤が近いのです。
そういう事からも「何かの振動や刺激で外れるかもしれません。その際は歯を埋め直すという処置が必要ですので、受診をして下さい」と言われました。
(後日談)
矯正の装置を全部取り終えた後に、その虫歯治療の後の様子が良く見えるようになりました。
虫歯のこと自体をすっかり忘れていたので「これは何ですか?」と聞いてしまう位に目立つ大きな詰め物でした。
幸いに虫歯治療後も、矯正後も経過は順調で痛みも無く過ごせていますのでご安心ください。
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