矯正開始8ヶ月目の虫歯疑惑

(更新2021年4月22日)

歯科矯正を開始して約8か月の事です。

この時点で下の歯がかなり動いておりました。

それで歯を見ていると虫歯っぽいものが見えたので、その真相のお話をご紹介します。






矯正中の虫歯を再び発見か?

歯の移動で虫歯らしき茶色の歯が見えて来た

矯正開始から約8か月後の様子をイラスとにしたものがこちらです。
(一番奥の歯が影になってかけませんでしたので、6番までの歯の図です)


©さんがつの歯科矯正を始めます 歯のイラスト


歯のアーチが広がって、歯の重なり部分がかなり解消されています。

少し余談ですが、こうして見ると下の歯は半年ほどで随分良くなってきました。

10代の頃から歯の並びを気にしていた事を思うと、実に30年の悩みが半年ほどで改善するのだなぁという感じです。

このように歯が大きく動いて重なりが解消し、今まで隠れていた部分が見えるようになりました。

歯が綺麗に並んで良くなったなぁと喜んでいたのですが、右側3番の歯の裏側の一部が「茶色」になっているのを見つけてしましました。

こちらがその「茶色」の部分です。

©さんがつの歯科矯正を始めます 歯のイラスト

右下4番の根本に小さいな茶色のものが見えました。

矯正の前のイラストがこちらです。


©さんがつの歯科矯正を始めます 歯のイラスト

恐らくですが、2番の歯が前に動いたので、3番の根元が見えるようになったのだと思います。

「これは虫歯かな?」と思いました。

もし虫歯だとすると、歯が重なっていた時期から進行していたという事になります。

だとすると、かなり前からあった虫歯なのに、痛みが無いのが不思議な話です。



歯茎の中に出来た歯石は黒い

「痛みもないし虫歯では無いかもしれない」と思うと同時に、親知らずの抜歯でお世話になった病院での出来事を思い出しました。

歯科矯正の漫画 5 親知らずの抜歯・・・の前に編


こんな感じで漫画にしたのですが「歯茎の中に出来た歯石は黒い」という事です。

この「茶色」が虫歯で無いとすると、歯の重なり部分か歯茎に近い所に出来た歯石と考えられます。

虫歯にせよ歯石にせよどちらも歯にとって良くないものなので、念入りに歯磨きをしつつ次の調整時に聞くことにしました。



虫歯疑惑の解消

そこから次の調整時に虫歯疑惑の歯について聞いてみました。

本来は矯正の病院では無く一般歯科の先生の方が良いと思うのですが、予約の都合上、矯正の受診が早かったので聞いてみたのです。

調整時にいつもの通り「何か問題はないですか?」と聞かれましたので、そこで茶色の歯の事を言いました。

「虫歯・・・では無いのかなぁ???」と先生が器具でひっかいたみたいです。

すると「あ、取れましたねぇ・・・」と先生が言いました。

取れたのですか?と驚いていると「虫歯では無く歯石ですね」と教えて下さいました。

という訳で虫歯疑惑はあっさり解決です。

茶色い部分は虫歯ではなく歯石だったようです。



最後に

今回は下の歯の虫歯疑惑のお話になりました。

歯が大きく動いた為に、見えない部分が出てきて発見されたという事です。

虫歯じゃなくて安心したのですが、このように歯が動く事によって問題が発見されたり、問題になったりする事もあります。

より一層歯を大事にしないといけないなぁと思った出来事でした。
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